専門職を必要とする現場では、皆実力、知識共に高いレベルで仕事をしています。知識や経験を積みながら、お互いを高めあって仕事ができるのでとても素晴らしいことです。しかし、周りも努力を重ねて専門的な仕事をしているため、自分が努力を怠ってしまうと仕事についていけず置いてかれてしまいます。
専門職は通常の仕事に比べ比較的給料が高いことが多く、それだけ実力者が集まってきます。その中で勝ち残って会社に必要とされることや、個人で仕事をする場合も同業者に勝って顧客に必要とされることは決して楽なことではありません。
例えば、美容師は見習いのうちに、営業時間後にカットやワインディングの練習をします。休みの日も美容に関することを考えて必死に努力をした結果、スタイリストやトップヘアスタイリストへと成長していきます。見習い期間は1年から、長いところだと5年近くかかるお店もあります。その間どれだけ努力できたかによって、お店に認められていくのです。努力と実力とセンスが重なって、顧客に好かれる美容師になっていくのです。
専門職は、基本的には専門学校を卒業してから就職しますが、その他にも職場に見習いとして働きながら国家資格を取るという手段もあります。その場合、専門学校の費用がかからなかったり、多少お金を稼ぎながら習えるのでとても便利ですが、専門学校のようにじっくりと教えてもらえるわけではないので、自分の努力が更に必要になります。